ゲロッパ!

とにかく脚本に「偶然」が多すぎ。

  • 冒頭で主人公が偶然、実の娘とすれ違ってしまう。
  • ジェームズ・ブラウンを拉致しに行ったホテルで、偶然にJBのそっくりさんを拉致してしまう。
  • 主人公の乗ったタクシー運転手がたまたま娘と同じ名前。
  • 間違えて拉致したJBのそっくりさんは、たまたま主人公の娘が招いたタレント。
  • そのJBのそっくりさんが、たまたま日本の総理大臣のスキャンダルを握っている。
  • スキャンダルをもみ消したい内閣情報調査室の役人とうまい具合に取引が成立し、刑務所に入るはずの主人公が超法規的措置で無罪放免になってしまう。

これだけ偶然が重なるとまさにミラクル。リアリティ、ゼロ。本編はすべてスルーで、エンド・ロールのダンス大会が一番の見どころ。ソウルヘッドも登場してかっこいい。