A/A2

A [DVD]

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A2 [DVD]

A2 [DVD]

オウム信者民族派右翼・町内会の人・警察官・テレビ局クルー等、様々な組織に属する人々が登場してすったもんだの大騒ぎをする。悪人は誰もいない。皆が皆、主観的には正義を実践している。トラブルはとどのつまり、各々がそれぞれの信条に従い良かれと思って行っている行為らが衝突しているだけなので、最終的には「話せば分かる」ということで、オウム対右翼も、オウム対住民も最後には仲良くなってしまう。まるでコントである。
「A2」にオウム幹部が松本サリン事件被害者・河野義行さんの自宅へ謝罪に行くというシーンがあり、なぜかその場に宅八郎がいた。
オウム真理教はその後「アーレフ」になり、さらには上祐派が分裂して「ひかりの輪」を作った。本作のメインを努めた荒木浩広報副部長は「アーレフ」に所属している模様。当時28歳だった彼も今や40歳である。