北の国から 84 夏

北の国から 84 夏 [DVD]

北の国から 84 夏 [DVD]

事件を時系列で。

  • 冬に五郎が出稼ぎから帰ってくるその夜、2年半暮らした丸太小屋が火事で全焼。純は正吉のせいにする。
  • 夏になり、傷心の雪子(五郎の義理の妹。でもいしだあゆみとは異母姉妹)が東京から富良野にやってくる。草太兄ちゃんと婚約するも、不倫相手の村井国夫に離婚が成立し、雪子は東京へ戻ってしまう。
  • 中ちゃんの甥の努が東京から遊びに来る。生意気なので純と正吉でいじめるが、純はまたもや正吉のせいにする。
  • 正吉が母親に引き取られて富良野を去った夜、閉店間際の三日月食堂で純は五郎に自分の卑怯さを告白する。そしてあの大惨事へ(丼が割れちゃう)。

一家団欒の夕食の席で、純の「以前の父さんなら自力で風力発電を完成させてたはず」といった軽い一言に五郎が過剰反応して「じゃあ自分でやれ」とブチ切れる理不尽なシーンがあるけど、貧乏って悲しい。人の心から余裕というものを失わせてしまう。どっちが子供なんだかわかんない。こんな環境で育てられた純と蛍が揃って不幸そうな大人になってしまったのもむべなるかな。
結論としては、「'83冬」で反省したのか、岩城滉一の上半身がよく鍛えられている。