ナポレオンの死/シモン・レイス

ナポレオンの死 (海外文学セレクション)

ナポレオンの死 (海外文学セレクション)

セントヘレナ島に幽閉されていたナポレオンが脱出してパリに舞い戻り、再起を図ってあれこれ画策するも、肺炎に罹り志半ばでご臨終。
フランスでよくある「哲学的コント」というジャンルの小説とのことであるが、ことさら哲学的といったものではなく、ごく普通の小説に感じられた。