闇の奥/ジョゼフ・コンラッド(著)黒原敏行(訳)

闇の奥 (光文社古典新訳文庫)
ジョゼフ コンラッド
光文社
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110年前(1899年)のお話。コンゴの奥地で出会ったとある男(クルツ)をめぐる体験を、テムズ川を航行する船の上で語り手(マーロウ)が友人相手に延々と物語る、という構成。
訳者解説に、本作の影響を受けた作品として『蝿の王』『地獄の黙示録』『アギーレ/神の怒り』『羊をめぐる冒険』『1Q84』『虐殺器官』(伊藤計劃)『ブラッド・メリディアン』(マッカーシー)らが挙げられている。